PERSON 人を知る

横山寛乃さん
INTERVIEW

心身を癒す鍼灸をみなさまへ

はりきゅう 鈴の音 代表

横山寛乃 Hirono Yokoyama

はりきゅう 鈴の音の紹介

はりきゅう鈴の音は、女性鍼灸師が女性の患者さんのご自宅にお伺いして鍼灸治療を行う出張専門の鍼灸院です。
武蔵野市を中心に、三鷹市杉並区西東京市に施術しています。
代表の横山さんは子育てをしながら、鍼灸への探究心を忘れず学び続け、優しく大らかな癒しの力で、患者さんの疲れをゆっくり解きほぐします。

  • 吉祥寺

interview 代表者インタビュー

Q1:他者からどのようなイメージを持たれていると思いますか?

家族や友人からは「明るくて元気で活動的」だと言われます。ノリの良さやポジティブな雰囲気があるからでしょうか。もっと落ち着いた女性らしい感じに思われたい時期もあったのですが…。(笑) でも今は、そのままの自分でもいいかなと思えてきました。『自分らしく』って意外と難しいのですが、自分らしくいられるようになったことで、より明るく活動的に見られるようになったかもしれません。

Q2:活動的というイメージは昔からでしょうか?

ここ10年くらいからかもしれません。子どもの頃は田舎暮らしで周りに何もなく、今のようにネットもなかったのでそこまで追求する欲はなかったと思います。鍼灸師になってから、好奇心や探究心が強くなりました。資格を取ってからは、気になったことは調べたり深掘りして吸収して、お仕事でアウトプットするように意識付けるようになりました。昔に比べると今はだいぶ活動的になったと思います。

Q3:自分が望む他者に与えたいイメージとはどのようなイメージでしょうか?

仕事もプライベートも「信頼できる人」と思われたいです。患者さんと1:1で接してお身体を拝見するので「信頼できる人」と思っていただくことは大切なことだと思っています。実際に患者さんに接しているときだけでなく、例えばホームページも判断材料の一つだと思うので、文章からも人柄や雰囲気が伝わるように、素直な言葉で書くようにしています。患者さん以外にも、周りの友達や知り合いにも誠実と思われたいですね。

横山寛乃さん

Love

Q1:「愛を伝える」と聞いて、自分にとっての愛とはなんですか?

「傾聴」つまり「ちゃんとお話を聞くこと」が「ちゃんとその人に向き合うこと」になるので、それが私にとっての愛だと思っています。会話をしていてただ右から左に聞き流すのではなく、その人の思いを受け止めて聞くのって結構パワーが必要で。何がしたいのか、どうしてそう思ったのかをしっかりと聞いて受け止めて、ちゃんと向き合うことが愛ではないでしょうか。
患者さんに対しても、治療以外のお話もしっかりお聞きして受け止めるようにしています。長いお付き合いになると、日ごろ友人には話せないことを話される方も多いんです。自宅というプライベートな空間なので話しやすいのかもしれませんね。

Q2:わざわざいう必要がない、自分の「こだわり」はありますか?

「嘘は言わない」ということですね。人として当たり前のことですが、信用・信頼に通じるので「あの人は嘘をつく人」と思われないように、嘘は言わず、言わない状況に持っていくことを心がけています。本当の自分を見せて、受け入れてくれる人を大切にしたいという気持ちもあるかもしれません。言葉以外にも、時間や約束を守ったり、小さいことの積み重ねが大事だなと思っています。
また、自分にも子供にも嘘はつかず、誤魔化さないようにしています。理想の母親像みたいなのも元々はありましたが、できないことは「できないから一緒にやろう」と無理せず正直に話しています。一緒に成長して行けたら理想ですね。

Q3:現在「愛」が一番向いている関心ごとはなんですか?

やっぱり仕事と子育てですね。子供には、なるべくたくさんの経験をさせてあげたいと思っています。興味を持って自分から動ける大人になってほしいので、いろいろな場所や興味を持ったところに連れて行くようにしています。経験が何かに繋がるかもしれないですし、興味を持つ最初のきっかけになればいいなと思います。また将来、独り立ちした後も必要なのは心身の健康だと思っています。小児はりと言って、刺さないで肌をさする鍼があるのですが、自分の子供にもしています。自律神経を調整したり、心身の発達を促すような効果があると言われています。また、触れ合うことで癒しホルモンが出て愛着形成もできるので、お互いハッピーな気持ちになっています。

Q4:鍼治療のお仕事を選んだのはどういった経験がきっかけでしたか?

20代前半に働き始めた整骨院に鍼灸師の方がいました。それまで鍼灸師という職業は、ブラックジャックに出てくる琵琶丸という盲目のキャラクターのイメージしかなかったので、失礼ながら実在する仕事ということに驚きました。当時、私はロックが好きだったのですが、試しに治療を受けたらすごく効いて「ロックじゃん!」と衝撃を受けました。(笑)鍼一本で痛みを改善することにロックのようなかっこよさに魅了され、3年間学校へ通い国家資格を取得しました。

Q5:鍼灸師のお仕事は横山さんにとってどのようなものでしょうか?

鍼灸師はゴールのない仕事だと思っています。昔は2〜3年同じ仕事をすると慣れもあって飽きてしまったのですが、この仕事は西洋医学東洋医学の知識や、技術と、あと経験でしか得られない感覚的なものを積み上げていくことが大切なので、終わりがないんです。このスタイルが自分に合っていて、鍼灸師の仕事に出会った当時の気持ちと変わらず、今も探求し続けています。鍼灸の治療法は様々なスタイルがあるので、他のかたが行っている治療については自分から学びに行く必要があります。オンラインセミナーを受講したり本を読んだり情報収集は欠かせません。今後も沢山勉強して、もっと技術や知識を高めて患者さんのお役に立っていきたいです。

横山寛乃さん

Action

Q1:独立をされるまではどのような活動をされていましたか?

資格をとってからは、自分と同じ女性の身体についてもっと深く学びたいと思い不妊治療専門の鍼灸院に勤めていました。
そこから独立を選んだのは、自分も子供を産むタイミングだったことが大きいです。仕事では患者さんを第一に考えていましたが、自分を優先せざるを得なかったため妊娠のタイミングで一旦仕事を辞めて、出産後に独立しました。独立したのは勤めていたときに「自分だったらこうするのにな」という気持ちが強くなってきていたからです。

Q2:現在、どのような活動をされていますか?

武蔵野市の子育て支援施設で「コロコロはり教室」という小児鍼の体験や親子のホームケアの紹介する講座を開催しています。コロナ禍の今は毎月8日に鍼灸師会主催でオンラインで教室を開催しています。
所属している公益社団法人東京都鍼灸師会では、毎年4月に武蔵野市市民公園で開催しているさくら祭りで鍼灸体験ブースを出店しており私も参加しています。

Q3:今後どのようなことをしていきたいと思っていますか?

まず、今の活動の裾野を広げていきたいですね。いろいろな活動をされている地域の方々とも繋がって、一緒になにか活動できたらいいなと思っています。
そして、不調を改善するため、また健康を維持するために鍼灸という手段があることを広めていきたいです。仕事や育児の時に調子が悪いと子どもに対してイライラしてしまったり、仕事や家事が思うようにできなくなったりという方も多いと思うんです。プレゼンティズム(※)という言葉があるように、本来のパフォーマンスが発揮できないのは本当にもったいないことですし、経済的な損失も大きいという意見もあります。
毎日自分らしく生きるための土台となるのは健康だと思っていて、その土台を守る手段として、鍼灸を選んでいただけたら嬉しいです。鍼灸って意外と色々と幅広い症状に対応できるんです。私の治療を受けてほしいというよりは、自分の健康を振り返る大切さを伝えていけたらと思っています。

(※プレゼンティズム 頭痛や胃痛月経痛など体やメンタルの不調が原因で本来のパフォーマンスが発揮できないこと)

Q4:活動を続けることでメッセージを伝えたい相手はいますか?またどのようにハッピーになってもらいたいですか?

東洋医学で「未病治」という言葉があります。未だ病まざるを治すという意味があり、病気になってしまう前の養生の大切さを伝えている言葉です。
心身の疲れが病気に繋がっていくため、日頃から身体をケアすることの大切さを伝えていきたいです。忙しいと自分のことを後回しになりがちだと思うのですが、もっと自分に向き合うきっかけを与えられたらいいなと思っています。そして鍼灸治療を通じて自分らしく健康に過ごせるようサポートしていきたいと思います。年末に患者さんに「おかげさまで一年元気に働けました」と言っていただいてとても嬉しかったです。毎年このようなお声をいただけるよう頑張っていきたいです。

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