PERSON 人を知る

佐野廣二さん
INTERVIEW

すべての人々が健康で希望を持って暮らせるように

認定NPO法人ピープルズ・ホープ・ジャパン 代表

佐野廣二 Koji Sano

認定NPO法人ピープルズ・ホープ・ジャパンの紹介

アジアの途上国の人々の自立に向けて「保健・医療の教育」を中心とした支援活動に取り組む国際協力NGO。主に母子保健分野において継続的な教育支援活動を行っている。認定NPO法人第一号として長年活動を続けており、2017年に創立20年を迎えた。東日本大震災への支援をはじめ、国内の災害支援も行っている。

interview 代表者インタビュー

Q1:ピープルズ・ホープ・ジャパン(以下PHJ)はどのようなイメージを持たれていると思いますか?

武蔵野市と関係が深い横河電機株式会社が支援しているNPO法人でしょうか。また、認定NPO法人第一号として20年にわたり事業を継続しているため、信頼性が高いイメージもあるかと思います。これからも頂いたご寄付を適切に支援事業に活かし、そのイメージを継続したいですね。

Q2:PHJの活動は国内外で行っているのでしょうか?

東南アジアでは母子保健改善教育、国内では東日本大震災への支援をはじめ、災害支援が中心です。
設立当初は東欧の医療支援で武蔵野市との協力事業を行っていました。武蔵野市の姉妹都市であるルーマニア・ブラショフの産婦人科病院への医療技術支援や、洗濯機の寄贈、ボスニアの病院への超音波医療機器のハード提供などです。
その後、タイの障がい児支援や、東南アジアの支援地の子どもと武蔵野市の障がいをもった子どもたちに絵を描いてもらいカレンダーを作成する際には、2年にわたり武蔵野市の助成金をいただきました。

Q3:現在東南アジアでは母子への支援が中心とのことですが、具体的にはどのような支援を?

現在、カンボジアとミャンマーで母子保健改善教育を実施しています。保健センター建築や医療機器などのハードだけでなく、ソフトの支援、例えば母子への教育、助産師の育成、保健行政スタッフの育成など、草の根支援を拡大しています。
PHJの使命は、自立しようとするアジアの人々が健康に暮らせるように『保健・医療環境の向上』に向けて教育を通して自立支援を行うことです。

Q4:教育的支援を行うことで現地の保健・医療の仕組みをつくっているんですね。

私たちの支援で、現地の人々が自立して保健・医療環境を維持できるようになることがベストです。環境を維持することで、成長・定着させていきたいと思います。

佐野廣二さん

Love

Q1:PHJにとっての愛とはなんでしょうか?

現在の支援地の中心である、カンボジア、ミャンマー、南相馬の人々が健康で希望を持って暮らせるように願う気持ちです。また、私たちの活動を支援していただいている人々へ感謝の気持ちを持って報告をし、すべての人の健やかな日々を願い、微力を傾けています。

Q2:PHJの活動で、当たり前としてやっていることはどのようなことありますか?

現地の視察です。私自身、代表に着任してすぐに視察に行きました。活動地の人々が必要なものは、現地で見聞きし確認すべきです。ただ与える支援ではなく、改善活動が現地に根付き、維持できる教育を行うためには、現地視察を通しての具体的な方向付けが重要です。

Q3:『改善する』で終わりではなく、それを『維持する』というのは難しいですよね。

とても難しいですが、仮に私たちが撤退しても改善を持続し維持することが何より大切です。そのために、現地の保健・医療機関も巻き込んで、『維持する』必要性を共有しています。

Q4:『改善を維持する』を大切にするのは、ご自身の経験からでしょうか?

横河電機に入社し学んだことです。業務指導を通して改善力を身に着け、結果として相手が成長することを願い、持続可能な改善活動を作り上げていくことが重要だと分かりました。これまでよりも善くなることが、幸福で楽しく、面白い生き方につながってゆくと信じております。

佐野廣二さん

Action

Q1:現在支援者の方へどのような活動をしていますか?

いただいたご支援がどのように使われ、どのような効果が表れているかを、支援先でモニタリングし、継続、定着のための方向付けを伝えることを心掛けています。
広報誌、メール、ホームページでの情報公開のほかに、運営委員会へのオブザーバー参加を呼びかけたり、スタディツアーを実施するなど直接人々に訴える機会を作っています。

Q2:これからどのような活動をしていきたいですか?

支援をしてくださっている方に、現地の状況と支援の活用を伝える機会を今よりも多くしていきたいです。映像を使った報告会や、実際に現地にて事業活動を見ていただける仕組み作りもできたらと思っております。

Q3:PHJの活動を続けることでどのようなメッセージを伝えていきたいですか?

SDGsに象徴されるように、国際社会の一員として、すべての人々が健康で希望を持って暮らせるよう、自分にも出来ることがあると知ってほしいです。世の中が少しずつでも現在より善くなる、善くしていくことは、飛躍へつながる力となるはずです。

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