PERSON 人を知る

秋本光司さん
INTERVIEW

武蔵境と未来への先導者

炭火焼肉 秋 代表/店主

秋本光司 Koji Akimoto

炭火焼肉 秋の紹介

JR武蔵境駅北口から徒歩1分、スキップ通り商店街で人気の焼肉店「炭火焼肉 秋」。安全・安心をモットーに地元に根付いた店造りを心掛ける、地域に愛されているお店です。国産のA5,A4ランクのお肉を店主である秋本さんが自ら吟味し仕入れているのもこだわりのひとつ。無煙ロースターやハーフサイズメニューの用意などの配慮から、お子様連れや女性のお客様にもご好評なようです。

interview 代表者インタビュー

Q1:他者からどのようなイメージを持たれていると思いますか?

99%金持ちのボンボンだと思われてますね。間違いなく(笑)
俺のこと殆ど知らない人には「何もしなくていいんでしょ、楽でいいよな」ってイメージをすごく持たれてると思うね。

Q2:その理由はなぜですか?

気前がいいのと、基本的に奢られたことがほとんどないし事あるごとにご祝儀持っていくからかな。
事情を聞く前にすぐお金渡しちゃうから(笑)

Q3:金持ちのボンボンというイメージは自分が望むイメージと近いですか?

これって基本的に僻みだと思ってるし、俺は打たれ強いから全然気にしてないね。
土地とかお金を持ってる家系に生まれちゃったから、それを手放さない限り僻み妬みっていうのはなくならないし改善のしようがないんだよね。でもそういう人達を見返してやるって一心で12年前ビルを建てていまの店を始めたんですよ。焼肉屋みたいな飲食店ってすぐ潰れるってイメージを持たれてると思うから、だからこそ俺は逆に潰れないぞってアピールしたかった。最初はやっぱり周りからすごく叩かれたし、信用も無かったからかなり業者にも舐められたけどね。納品のお金を金曜日締めの翌月曜日支払いにされたり。でもそういうのもこっちは言われた通りしっかりやり続けて、相手が折れるまで詰めに詰めて…ってやってたかな。絶対見返すって勢いだけで実際他のお店の1.5倍くらい頑張ってきました。

Q4:自分が望む他者に与えたいイメージとはどのようなイメージでしょうか?

ボンボンっていうのは事実ではあるけど、やっぱり自分の力でやり続けてるんだぞってところも加えたいね。
はじめから地盤とかお金を持ってる人がより一層努力したら誰にも負けないっていう自信があるから、1日16時間ひたすら働く生活を12年間続けても全く苦にならないんですよ。それでもやっぱり僻んでくる人っていうのはいるから、今は軽くかわして関わらないようにしてます。でもいつかはその人たちに「自分は僻んでました」って認めさせたいよね。反発してねじ伏せるんじゃなくて、僻みをサービス精神にして返して考え方を変えさせたいです。その人たちが困ったときに助けるとかね。

秋本光司さん

Love

Q1:「愛を伝える」と聞いて、自分にとっての愛とはなんですか?また誰に届けたいですか?

やっぱりお店を守ることが一番じゃないかな。
自分を信用して働いてくれる人がいる限りは、守り続けなきゃいけないって思ってます。従業員には少しでも長く働いてもらって沢山お金をあげたいっていうのは根っこにありますね。居心地よく働いてもらうためには、トラブル回避を徹底することが何よりも重要だなって思うんです。だからうちの店ではアルバイトには本当に最低限のことしかさせないようにしてます。例えば、キャンペーンのおすすめみたいなことさえ一切させないし。リスクを犯させない管理体制にしてからは、殆どお店の中でトラブルは起きてないんです。
あとはアルバイトのプライベートに関わることも絶対に足枷になると思ってるんだよね。何か問題が起こった時に感情移入しないように、基本的にプライベートには一切関わらないようにしてますね。奢ってって言われたら100%奢るけど、それくらいかな(笑)

Q2:自分のこだわりのなかで、わざわざいう必要がないと思っていることはありますか?

1年のうち350日は1日3時間店の掃除していることかな。
殆ど俺がやっちゃうからアルバイトにはほぼ掃除させてないんですよ。汚い焼肉屋なんて嫌だっていうのが第一にあるけど、一人でやることによって店のことをすべて把握できるからすごくメリットなわけよ。在庫とか発注数とか細かい部分ももちろん全部頭に入ってるし、1ミリ2ミリでもお店に違和感があるとすぐ気づけるんだよね。例えば昨日お客さんここで飲み物こぼしたんだなとかさ。どうしてそれが起きたのか分析してすぐに改善できるし、どういうことがあったか書き残すようにしてるから再発防止にもなるんですよ。
あとは従業員の頑張りとかも見えやすいよね。メニュー綺麗になってるなとかそういう部分もすぐに気づけるからさ。そうやって自主的に一生懸命やってくれた子には極力なにかしてあげたいって思ってます。言葉にはしないけど、お年玉とか卒業祝いとか形にしてちゃんとわかってるぞって気持ちを込めて渡してます。
掃除にこだわり始めたのは、20代前半の頃アルバイトしてた居酒屋で働いてた人に感銘を受けたのがそもそもなんだよね。その人は大企業の専務だったんだけどなぜか夜中にバイトしに来てたんです。それも「掃除するのが趣味なんだ。サービス業は綺麗な方がいいからさ。」って常に掃除しかしてなくて。「玄関はお店の顔だから絶対綺麗にしてなきゃいけないと思う。」って言って掃除してる姿が衝撃的で。今では『炭火焼肉 秋』ができてからは毎朝看板を掃除するのが俺の一日のスタートになってます。

Q3:そのなかでまたはそれ以外で一番の関心ごとはなんですか?

武蔵野の活性化です。これは絶対的に俺が先頭立ってやっていかなきゃいけないところだと思ってます。
例えば吉祥寺ならこの人、三鷹ならこの人、武蔵境ならこの人ってなったときに少なからずもう10年~20年したら俺世代の時代が来ると思っているので、そうなったときに武蔵境のイベントとかを取りまとめる役目は俺しかいないだろうなっていうのは思ってます。他にもできる人はいるとは思うけど、指揮能力とかバイタリティーは負けない自信があります。今の時代、イエスかノーではっきり言える人ってなかなか居ないんだけど、はっきり答えてあげた方が相手にも分かりやすいと思うんですよね。全部の意見をまとめてだらだらするくらいだったら。もし意見が合わない人がいるんだったら、直接二人だけで話し合えば良いと思うんですよ。俺はもう本当にイエスかノーで判断をして、他の周りが緩和して説得してくれれば良いのかなって(笑)

Q4:武蔵境を引っ張っていかなければいけないと思ったきっかけはなんですか?

いまの武蔵境の地域振興って10~20人くらいが関わってるんだけど、個人的にはもう少しこうしたらいいんじゃないの?っていうことが色々あるんだよね。例えばイベントの手伝いで呼ばれても、企画書とか情報が共有されてないとか。とりあえず前年同様にやれればそれでいいからみたいな。事業の規模を把握して取り組むのと、知らないまま取り組むのじゃ一言一言の責任の重みって違うじゃないですか。俺は予算書とかこれまでの実績とか企画書とか、そういうのを用いて論理的に構築していきたいんだけど、そういった当たり前のことが現状、なあなあになってるからさ。そういう風に理論的に進めようとしても情報がまず降りてこないから、そういった不備を徐々に直していきたいなって。俺たち世代の時代が来る頃にはしっかり改善していけたらって思います。

Q5:なぜ武蔵境の活性化に関心をもちましたか?

元々、昔は武蔵境の駅前はほぼ秋本家で、駅前の土地も秋本家が無償で提供したんです。だから本来一番頑張らないといけないのも秋本家だなって。はるか昔は秋本家が中心となってやってきてたんですが、派閥争いとかそういうのでぐちゃぐちゃになってしまったんです。でもようやく派閥とか本家筋とか関係ない時代になってきたので誰かがやらなきゃいけないなって。それなら俺でしょっていう。何もしないで活性化されることは絶対ないですからね。目標としては「武蔵境でこういうイベントやりたいけど誰に相談しよう?」って思ったときに「秋本さんに相談すればすぐ手配してくれるよ」って言ってもらえるようになることかな。

Q6:武蔵境とはあなたにとってどのようなものでしょうか?

武蔵境だけじゃなく武蔵野市全部をひっくるめて家みたいなイメージです。家を守ろうみたいな。

秋本光司さん

Action

Q1:これまでに地域振興に関連したエピソードはありますか?

緩和剤になることに徹したことかな。
5年前から地域の会合とかに参加し始めたんだけど、当時は年上たちの意地の張り合いでうまくいかないことが多かったんだよね。正論が全く通らなかったり。でも敢えて俺はその人たちの間に入って納得するまで帰らずに、ストレートにどんどん発言していって。そうするとみんな気まずくなって収まるんだよね。今では武蔵境周辺だけは俺がいけば8割くらいは正論が通るようになりました。

Q2:現在、地域振興に関連した行動はどういったものがありますか?

イベントの時には必ず顔を出すようにしています。挨拶の1時間くらい前に行って存在感とお金だけ置いて帰るみたいな(笑)あとはライオンズクラブの活動もここ1~2年くらいは何かと忙しい役割をやらせてもらってます。みんなやりたがらないと思うんだけど、幹事とかも何回か経験していきたいって思ってます。1回目失敗しても2~3回目はもっとこうしようって良くしていけるかなって思うので挑戦したいですね。

Q3:今後、どのようなことをしていきたいと思っていますか?

やっぱり一番は武蔵境の活性化を実行していくことだね。
どうやってよくしていくかは既に考えているんですが、まずは地域振興に関わってるみんなの負担を減らしてもっと楽しい会にできたらいいなと思ってます。もっと効率を良くしていくとか、頭を使ってみんなが楽になるように改善していったり。そうすれば手伝いに来てくれる若者も自ずと増えるだろうなって。俺だったらいまの1.5倍楽しくできる自信がありますね。ただ、あと5年くらいは上の人たちがいて身動きが取れないから我慢だね。だって平行して進めたら反感買うじゃない。上の人たちからは「今後はお前がやってかなきゃダメだろ」ってイベントに顔出すたびに言われるんですけど、必ず「あなたが引退したら俺がやるから」って大勢の前で言い返すようにしてます(笑) みなさん自分たちが武蔵境を守ってきたっていうプライドがあるはずなので、俺が全くもって新しいものに変えてしまったら絶対面白く思わないじゃないですか。元気なうちは続けてもらって辞めたくなったら「辞めたい」と俺のところに一言伝えてもらえればいつでも引き継ぐ気持ちでいます。その代わり、俺がやるときには一切口出ししないでねって感じだけどね(笑)

Q4:その行動を続けることでメッセージを伝えたい相手はどのようにハッピーになってもらいたいですか?

小さい時の記憶が大人になってもそのまま成長していくと思うので、子供や若者には沢山色んな経験をしてもらっていつもハッピーでいてほしいです。
今の若い子たちって怒られなさすぎるって思うんです。うちの店の従業員もそうなんだけど、俺が苛立ちを通り越しちゃうようなことが平気で起こるわけよ。この前も「スーパーで木綿豆腐を買ってきて」って頼んだら「種類が多すぎてわからないから買ってこなかった」って手ぶらで帰ってきて。必要で頼んだんだからわからないなら電話して「どれにしますか?」って聞かなきゃだめだよって説明を大学生にしなきゃいけない時代なんです。
それって子供の頃に親以外から怒られることが少なかったのが原因なんじゃないかなって思うんだよね。俺たちの時代は公園とか外で遊ぶ機会が多かったから、大人とぶつかることも沢山あって自ずと怒られることもしょっちゅうだったので、どうしたら怒られないのかとか常に考えてたんです。でも今は子供たちの遊び場が少ないし外で遊びにくい時代だから可哀想ですよね。大人になって社会に出た時のギャップにダメージ受けやすいでしょうし。だから子供たちには、もっと大人と接する機会とか外で遊ぶ場所を与えてあげたいです。実際、夜市とかイベントやると子供たちのはしゃぎ具合って半端ないですよね。喜んでるのが嬉しくて俺はどんどん優しく声かけて接していってるんだけど、最近は「お、あきじゃねーか」ってタメ口でたかられるようになりました(笑) みんな団体で押しかけてくるから、知らない子とかにも食べ物買ってくれるおじさんって連鎖していくんだよね(笑)
それでも子供たちが楽しんだり喜んでる姿を見ると、やっぱりイベントやっててよかったなって思えるんですよ。あと、大学生のボランティアスタッフとかも楽しみながら笑顔で手伝ってくれてるのも嬉しいですね。子供と若者が笑顔になるのがイベントの何よりの成功だなって思うので、これからもお客さんもスタッフもみんなが楽しいと感じるイベントをどんどんやっていきたいです。

Introduction 紹介

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山田高由 グローアップ株式会社

世の中から将来への不安を無くすために自分ができること

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鎌田寛之 株式会社ビークリエイト

誰かの為を想える人の明日を守りたい

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本多夏帆 株式会社Office Breath

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