PERSON 人を知る

吉岡洋子さん
INTERVIEW

地球ぜんぶに優しい商品で、誰もがのびのびと暮らせる社会をつくる

YSK合同会社・ココロ化粧品 代表

吉岡洋子 Yoko Yoshioka

YSK合同会社・ココロ化粧品の紹介

人にも環境にも優しい化粧品ブランドとして、武蔵野市・吉祥寺で生まれた『ココロ化粧品』 肌が弱い方や、お子様でも安心して使えるをコンセプトに、ナチュラルで安心な製品を提供している。

interview インタビュー

Q1:吉岡さんは他人からどのようなイメージをもたれていると思いますか?

明るいというイメージでしょうか。
私は武蔵野商工会議所のサービス事業部に所属しているのですが、そのメンバーからは人当たりがいいと捉えられていると思います。

Q2:その理由はなんですか?

常に相手の話を聞く態勢でいることを心がけているため、人の懐に入るのがうまいのかもしれません。
仕事柄、イベントなどで商品を売る機会も多いのですが、親しみを持っていただくことが購入の動機につながればと思っています。

Q3:現在、営業から販売までお一人でされているんですよね。

元々、杏のオイルを扱っていた会社のお手伝いをしていて、引き継ぐ形で杏のオイルで商品を作っていけたらなと。大変ですが、今は人件費も全て製造にまわして、良いもの安く提供しています。
また、コロナウイルスの影響で近々の催事が中止になってしまったので、YouTubeで商品紹介を始めてみたり、模索中です。

吉岡洋子さん

Love

Q1:吉岡さんにとっての愛とはなんでしょうか?

抱擁力ですかね。受け入れてあげて、その人や物がお風呂に浸かっているような、開放感を与えるもの。
愛って地球でもなんでも覆うような感じがするんですよ。人はもちろん、植物でも虫でも。全てに向けて愛を持っています。

Q2:吉岡さんの愛が一番向いている関心ごとはありますか?

庭の畑ですね。今年で3年目なんですが、ミミズも多くていい土なんですよ。
庭の奥に杏の木、手前に梅の木があります。梅の木は強風で皮一枚になってしまいましたが、今年も実がなりました。野菜は、ほうれん草と人参とゴボウと、お茶の葉もあります。
Facebookも畑のことばかりで、「本業どっち?」ってよく聞かれますね。

Q3:お庭があると季節を感じることができていいですね。

どれが花か雑草かってくらい生い茂ってるんですけどね。
雑草って、ちょっと放っておくと勝手に生えてくるし、どんどん増えるんです。この根性が私も欲しいなと思います。
梅の木もそうですが、植物って強いですよね。生命力を感じます。

Q4:取り扱われている商品も自然由来のものですよね。

なるべく肌にも自然にも優しい商品を心がけています。
とくにこだわっているのが石鹸です。分解されやすく泡切れがいいので、環境に優しい。一般的な石鹸はオイルが主体で、酸化防止剤を入れておかないと酸化してしまいます。うちで取り扱っている石鹸は、真空パックに保存する事で酸化防止剤がなくても品質を保てるようになっています。
こだわるほど原価が高くなってしまうので、問屋に卸さず、直接お客様とやりとりをして価格を安く抑えています。業務的にはとても大変ですが、材料や成分へのこだわりは譲れません。

吉岡洋子さん

Action

Q1:今後、どのような活動をしていきたいですか?

母子家庭や仕事が見つからない方への就労支援、子ども食堂など、社会貢献がしたいなと思っています。今の仕事をその基盤にしたいです。
以前、社会福祉団体に所属していたこともあるのですが、サポートがまだまだ足りないと感じました。

Q2:どのようなサポートが特に必要だと思われますか?

子どもへのサポートです。家で一人きりになってしまっている子どもの居場所が足りないと感じます。
昔はもっと地域のつながりがあったじゃないですか。近所の子どもを叱るおじさんおばさんとかいましたよね。近所に住んでる人はみんな知り合いでした。でも今はお隣さんですらよく知らない。地域に、子どもが逃げ込める場所をつくってあげたいと思っています。

Q3:吉岡さんの全てを受け入れて包み込む愛が、お仕事や目標に繋がっているんですね。

自然にも人にも優しい、地球ぜんぶに優しい商品で、誰もがのびのびと暮らせる社会をつくることが最終目標です。
そのためにもまずは商品を知ってもらいたいですし、良い商品を作り続けたいです。

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