PERSON 人を知る

田川素彦さん
INTERVIEW

一貫したこだわりと、やまない探求心

有限会社ウッドベリーズ 代表

田川素彦 Motohiko Tagawa

有限会社ウッドベリーズの紹介

自家発酵の「乳酸菌の生きたヨーグルト」と契約農家さんから直送で仕入れる「新鮮な果物」で作る生フローズンヨーグルトのお店。原材料は「自然素材」だけ、子どもからお年寄りまで安心して美味しく食べることができる。吉祥寺に2店舗あり、持ち歩き出来るミニパフェや、飲むヨーグルト、ヨーグルトスコーン、石けんなども販売。

interview 代表者インタビュー

Q1:田川さんは皆さんからどういったイメージを持たれていると思いますか?

良い言い方をすると穏やか、悪い言い方をすると弱々しい、でしょうか。
ウッドベリーズは高校の同級生3人で始めて、20年吉祥寺で活動していますが、「ウッドベリーズの田川」として知ってくださる方も増えてきたなと感じますね。

Q2:お店の移り変わりの激しい吉祥寺で、20年お店を続けることができた理由はなんでしょうか?

まず第一に、他にはない商品であることです。あとは一貫して味と素材にこだわり続けてきたことも理由だと思います。
ウッドベリーズのフローズンヨーグルトは、ヨーグルトと砂糖と蜂蜜と果物だけでできています。ただ冷たくて美味しいだけでなく、風邪の人が栄養をとりやすかったり、健康に良いものをジャンクなイメージで食べることができる、他にはない良さがあるなと思っています。

Q3:田川さんはよく店頭にいらっしゃいますか?

店頭に立つことは多いです。2店舗を創業者3人でやってるので、そんなに裏方の仕事が多くあるわけではないんです。経営に徹したいという気持ちもありますが、店内のお客さんを眺めたり、直接関わることは好きですね。

Q4:本来与えたいご自身のイメージはありますか?

ウッドベリーズ独自のフローズンヨーグルトの良さを広めたいので、自分に付随してフローズンヨーグルトのイメージを与えることができるのが理想です。
ウッドベリーズのフローズンヨーグルトは、全国探しても同じようなものはないと自負しています。味はもちろんですが、その裏側のこだわりの部分を知っていただけるように努力したいです。

田川素彦さん

Love

Q1:田川さんにとっての愛は何ですか?

誰かに喜んでもらえることです。喜ばれることで、誰かの役に立っていることを実感できます。
その辺歩いてるときも結局同じ同じことではあるんですが、一番わかりやすく跳ね返りがあるのはフローズンヨーグルトですね。

Q2:わざわざ人には言わない、自分の「こだわり」はありますか?

食べ物ですので、まず美味しくないと始まらないという考え方ですね。
身体に良いものを食べても、味が微妙だったら気分的には下がってしまいますよね。精神面も健康に含めると、せっかく身体に良いものを食べても健康の度合いが低くなってしまう。逆に身体に悪かったとしても、気分良く食べる方が健康になってしまう可能性もあるなと思います。だから、両方備わっているのが一番です。
ウッドベリーズには人気どころのチョコレート味や芋系の味がないんですが、理由はヨーグルトに合わないからです。自分の考えとして、1+1が2以上にならないと意味ないと思っています。

Q3:現在「愛」が一番向いている関心事はなんですか?

味にこだわる過程で、果物の勉強をしたり、農家さんに会いに行ったりするようになり、果物への関心が年々大きくなっています。
味にこだわってる農家さんのお話ってとても面白いんです。美味しい果物を作ることは、自然なものを不自然に作っているとも言えます。糖度がどのくらい乗って、酸がどのくらい乗って…と逆算しながら、選定とかをしていくんです。ヨーグルトに関しては仕事という気持ちが強いですが、果物に関しては半分脱線しちゃっているところはありますね。仕事なんですが、知らないことがたくさんありすぎて、色々話を聞きたくてしょうがないです。お休みの日なんかも、農家さん巡りをしてお話をお伺いしに行きたいんですけど、滞在時間が長くなってしまって。半日くらい話し込んでしまうんです。

Q4:どれぐらいのペースで新しい果物が追加されていくんですか?

農家さんからベストな状態の果物が送られてきたタイミングで追加します。完全に農家さんに合わせています。ヨーグルトに合わないものは出さないし、果物も美味しくない時期のものは取らない。
果物の種類はほぼ網羅してしまっているので、農家さんが増えていくという感じですね。去年と同じ時期に追加された果物でも、農家さんや品種が違っていたりします。
農家さんを通じて新しい農家さんを知ったり、ウッドベリーズのサイトを見てお問い合わせしてくださる方もいて、色々なルートで新たな出会いがありますね。最近は、農大に通っている友人の娘さんが研修で農家さんに行って、そこの果物が美味しかったと連絡をいただいたので、実際に食べに行ったりもしました。それがとても美味しかったんですよね。学生さんを受け入れたり、積極的に活動していらっしゃる農家さんは、味が良いことが多いです。

田川素彦さん

Action

Q1:本日お話をお伺いして、田川さんの好奇心旺盛さや探求心に驚かされました。

元々、宇宙の話や哲学の話、自分にとって未知の世界の話が好きなんです。仕事を通じて出会った果物の世界も、自分にとっての未知の世界の一つです。
また、息子の存在も自分の好奇心が尽きない要因の一つかなと思います。実は、愛についての話を以前息子とディスカッションしたことがあります。赤字になりたくないからどうするかという自分本位の経営じゃなく、もっとシンプルに、自然な経営をできないかと悩んだ時期があって、その相談をしたんです。その時は、見返りを求めない無償の愛を万人に持てるようになれば、解決するんじゃないかって。それが難しいんですけどね。ただ、彼と話をすることは店の経営にもとても役に立っています。

Q2:親と子ではなく1人の人間として対等にお話をされているんですね。

自分はとにかく好奇心のままに話をしたり、聞いたりしています。息子は哲学を専攻しているので哲学の話が多いのですが、フローズンヨーグルトにそれを活かしたいなと思っています。そもそものフローズンヨーグルトの概念を壊して、純粋に考えて商品が作れないかなと。フローズンヨーグルトはカップに入っていて、スプーンですくって食べて…という前提を知らない状態で作ったら、極端な話ですが赤ん坊がフローズンヨーグルトを作ったらとか考えたりします。

Q3:田川さんの「知りたい!」が活動の原動力になっているんでしょうか?

新しいことを知ったときの衝撃や感動は何物にも代えがたいですね。大学に入り直したいなとまで思います。フローズンヨーグルトを通じて果物の世界に出会いましたが、これからもたくさん興味があることに出会うんだろうなと思っています。

Q4:活動を続けることでメッセージを伝えたい相手はいますか?また、その相手にどのようにハッピーになってもらいたいですか?

全ての人ですね。スタッフやお客さん、家族や友人、みんなにハッピーになってもらいたいです。
また、ウッドベリーズのフローズンヨーグルトは、万人受けというよりは好きな人にとても刺さる商品だと思うんです。この味わいを求めている人、まだフローズンヨーグルトに出会っていない人に届けたいです。一人でも多くの人にお届けできれば、自分もハッピーですね。

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